中国製の「KINGSOFT インターネットセキュリティ」

公開日:2014/12/23 00:40:08

KINGSOFT インターネットセキュリティは中国のKINGSOFT社(中国名:金山軟件有限公司(きんざんなんけんゆうげんこうし))が手がけるWindows専用のセキュリティソフトです。

「KINGSOFT インターネットセキュリティ」とは?

KINGSOFT Internet Securityは、ウイルスからパソコンを守り、快適に動作させる、高検出率で、かつ無料のウイルス対策ソフトです。

このソフトウェアの特徴としては、ウィルス検出のためのパターンファイルをクラウド上にあるサーバ側に主に持つ形で照合を行い、パターンファイルがダウンロードされるまでの間のタイムラグをなくして、セキュリティの向上を図れることとなっています。

通常のウイルスのパターンマッチング型のウイルス対策ソフトは、チェックするファイルがウイルスでないかどうかをウイルスパターン情報と照合してチェックします。

この方法ですと、日々新たに生み出されるコンピューターウイルスと、ウイルス情報として登録する作業の間にずれが生じます。

従来のウイルス対策ソフトでは、1日1回や、パソコン起動時などにウイルスパターン情報を取得して、パソコン内に保存しておく、というような仕組みでしたが、KINGSOFT Internet Securityは、ずれを少なくするために、インターネット上にウイルスパターン情報を設置して、その情報を参照する、という仕組みに変更しました。

また、すべてのパターンファイルをクラウド側に持つだけではなく、重要なパターンファイルに関してはローカルに保存して、USBメモリなどからのウィルス感染にも備える仕組みとなっています。

日本国内で販売されている無料のセキュリティソフトの中では動作が軽快なことも特徴です。ウィルスの検出能力も、テストを行う機関から何度も表彰を受けています。

キングソフト・インターネットの、有料版と無料版の違い

キングソフト・インターネットには、有料版と無料版があります。

有償版と無償版の違いは、無償版には広告が表示される、というだけです。無償利用可能なバージョンでも、有償版と機能面での差はありません。すべての機能を利用可能です。

無料版から有料版への移行も可能ですので、無料版でウイルス検知力を確認したり、パソコンの動作の軽重を体感してから購入することも可能になっています。

利用する場合は、ダウンロード後にインストールをするだけで使えます。

KINGSOFT インターネットセキュリティの有償版は、セキュリティソフトとしては、初期費用、毎年の更新料共に比較的安価で利用可能なのが特徴になっています。

料金はウィルス情報等の更新がずっと行える無期限版が2,000円、1年更新対応のバージョンが1,000円となっています。

有料の場合は、インストール後や、有料版に切り替えたい場合に課金作業を行うことになりますが、1年ごとの更新なら1000円、無期限で利用するなら2000円を支払います。かなり長い期間利用するなら、無期限で支払った方が圧倒的に得です。

KINGSOFT Internet Securityは、Windows専用でMacでの利用はできません。

このソフトはWindows用となっていますので、MacOSやLinux、iOSを搭載したmacやスマホ、iphoneでは利用することが出来ません。

android(アンドロイド)端末用には、KINGSOFT Mobile Secuirty というモバイル専用のアンチウイルス対策ソフトがあります。

無料版のKINGSOFT Internet Securityの広告を消す方法

無料版のキングソフト・インターネットセキュリティは、パソコンを利用していると定期的に広告が出てきますが、無料版のままで広告を消すことが可能です。

方法は、ブラウザのホームページに、「http://home.kingsoft.jp/」を設定すれば良いようです。
(参考:キングソフトの無料セキュリティソフトで広告を消す方法

ただ、キングソフトのセキュリティソフトには、色々問題があるようですので、ここまでして利用する必要もないかと思います。

KINGSOFT Internet Securityの問題点

このセキュリティソフトを利用する場合に気になる点は、検出する力は持っていますが、最新のウィルスへの対応はやや遅いとされているので、普段から注意して行動することも忘れてはなりません。

何日検索していないかが表示されるものの、画面上で警告することは無いので、定期的なチェックも欠かさずに行う必要があります。

インストール後の不具合も報告されており、アドウェアに感染したり、利用しているとブラウザが落ちる、誤検知されたファイルを気づかずに対応するとパソコンが起動しなくなった、というような致命的な不具合があるようです。

また、アンインストールしてもソフト自体が残っているなど、あまり行儀のよくない振る舞いをするようです。

さらに、「ステルスマーケティング騒動」という事件があり、最新版のキングソフト・インターネットセキュリティを発売するにあたって、セキュリティに詳しい著名人などにお金を払って、良い評判をネットで記事にしてほしい、というような依頼をしたことがわかっています。

断った方もいらっしゃるようですが、お金を貰って製品を良いように書いてある記事もありますので、KINGSOFT Internet Securityの口コミ記事や、評価記事には、注意が必要な状況です。

また、気になるのは、ソフトウェアの開発拠点が中国にあると言うことです。

中国の家電や、工業製品には、盗聴機能が付いていたりするケースもありますので、大事なデータがあったり、クレジットカードを使うパソコンの場合は、少し利用が気になるところです。

格安で利用できるキングソフトのウイルス対策ソフトですが、仕事に使うパソコン等に入れるのは、今一つ不安を感じる、というのが正直なところです。

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